梅田芸術劇場「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」2012/11/26 18:30公演 @DVD 第一幕


梅田芸術劇場「エリザベート・スペシャル・ガラコンサート」2012

今年(2016年)、雪組初演から20周年ってことで、またやるみたいですね~。
今回私が見たのは、2012年に梅芸で行われたコンサート。
キャストは、

トート:一路真輝
エリザベート:花總まり
フランツ・ヨーゼフ:高嶺ふぶき
ルイジ・ルキーニ:轟悠
ルドルフ:朝海ひかる
ゾフィー:初風諄

です。かなり初演メンバーだけど、全員ではない。

見たいような、見たくないような。
正直、生で観られるならともかく、DVDだったら、初演のDVD見れば良いよな。とは思いながら見ていたのですが。
それでも見ていくうちに、引き込まれました。

一路さんも、退団直後は声を女性に意識して直していたのか、トートのナンバーも当時のようには全然歌えない感じだったのですが、
今回は結構ちゃんと歌ってました。こんなコンサートなんだから、当たり前か(笑)。
皆も、結構本気(笑)。衣装も初演そのままだし。
その皆の意気込みが嬉しい。

やっぱり好きだな、このメンバー。
この頃の雪組。
初演エリザベートが伝説のように語り継がれているからこそ、この公演が実現されている。
それが誇らしいです。

一路さんのサヨナラ公演のポスターとして、「エリザベート」の文字だけが書かれたものが張り出された時、
「サヨナラ公演なのにまた女役?」と不安になりながら、本屋さんで「エリザベート」の文字を探しまわったあの頃(笑)。
初演が始まってすぐ、一幕ラストの「エリザベート!」の歌い上げの後、圧倒されてシーンとなり、その後静かにザワザワしていた客席。

8回観たんですよね~。宝塚で。
毎回大切に、必死で「最後のダンス」を聞いていました(笑)。

そんな昔の気持ちを、思い出さずにはいられないですね~、この公演は。