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小林公平没後1周年「愛の旋律~夢の記憶」 @ SKY STAGE 第一幕


OGが出てこなかったから、面白いのは二幕のお楽しみかな(笑)。

生前何度も劇場でお見掛けしたので、亡くなられたのは感慨深いわ。
でも、この公演も2011年だからもう4年前。

トップは、らんとむ君(蘭寿とむ)、きりやん(霧矢大夢)、キムちゃん(音月桂)、
れおん君(柚希礼音)、ゆうひ君(大空祐飛)だから、今とは全く違う。
生の舞台は見ていないので、詳しくない時代だけれど、二番手くらいまでしかほ
ぼ出番がなかったので、誰か分からないという事はないな。

何という事はない、いつもの通りの宝塚万歳な感じのプログラムだけれど・・。

公平氏指揮の公演は当時見ていて、その後のOGのトーク場面でツレちゃん(鳳蘭)
が公平氏の指揮につっこみを入れていたのが面白かったのを思い出したり(笑)。

個人的には「愛のカレード・スコープ」とか、「花扇抄」とか懐かしかったなぁ

改めて歌詞を聞くと、つながった意味はあまりなくても、耳に入る言葉が綺麗な
ものばかり。心地よく、うっとり。これって歌詞だと大事かな、と。


宙組バウホール公演「SANCTUARY(サンクチュアリ)」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


濃いわ~濃いわ~濃いわ~(笑)。

そして、谷先生もびっくりの皆殺しの結末。決してハッピーエンドではないラスト。

でも暗いゴシックの世界は宝塚ならではですよね。

重いけど、濃いけど、この作品好きな人は多いはず。

全然知らない田渕先生が、どんな人で、どんな事を考えながらこの作品を作ったのか、とても興味があります(笑)。

シャルル9世(秋音光)が、アンジュー公(春瀬央季)やマルグリット(伶美うらら)の兄・・なんですよね? 誰よりも子供っぽく見えるけど(笑)。

 


宙組バウホール公演「SANCTUARY(サンクチュアリ)」千秋楽 @ SKY STAGE 第一幕


http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2014/sanctuary/index.html

愛月ひかる君主演のバウ? なんでウチの母はこれを貸してくれたんだろう? 何でも観たいとは言ったけれど・・。

と思いましたが、見てわかりました。りんきらちゃん(凛城きら)が出てるからかな。宙組になってからの最近のりんきらちゃん、確かに興味あるわ。

田渕先生・・知らないわ~。他の出演者も、知らない人が多い~。

そんなかな~り前知識のない状態からの感想です(笑)。

 

・・えらく毒々しいゴシック物だな、と。

バウ・ゴシックとなっていたので、宝塚らしいキラッキラのコスチューム物かと思って見はじめたのですが。

でも、これもある意味、もう一つの宝塚ならではの魅力ですよね。
この暗さ、毒。

なかなか面白いです。

一幕しか見ていないのですが、愛月君は、大人っぽく、男らしく、実力的にも安心して見られる感じが良いです。
これだけ立ち役っぽい若手主演スターはめずらしいな、と思いました。

伶美うららちゃんは、すごーく良くなっているな、と。
前に見た「ロバート・キャパ」から、成長しているんだな~、と思いました。

りんきらちゃんも、立ち姿良く、期待通り台詞が心地よく聞けて良かったです。

続きは二幕で。

 

 


星組東京公演「眠らない男・ナポレオン」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


良かった~。後半、離婚転落してから、より盛り上がりましたね~。面白かった です。

戴冠式の場面、ありましたね。二幕のはじめに。やっぱりこれは外せないのかな 。豪華で宝塚ならではでできる絵ですし。

れおん君(柚希礼音)って、進化しているな、と。
割と若くでトップになっているけれど、実力のある人だから「太王四神記」の頃 にはすでに安心して見ていたんですよ。でも、その頃よりも確実に頼もしくなっ てる。
何ですか。あの男らしさ。かっこ良さ。
マリー・ルイーズ(綺咲愛里)とのラブシーン見ました?奥さん?(笑) あの積極的かつ大人なリードっぷりは、何か知らなかったれおん君だわ(笑)。

ねねちゃん(夢咲ねね)の世継ぎが生まれた後の、涙を流しながらの短いソロもすごく良かったし。

紅ゆずる君も、雰囲気が明るく、柔らかく、ナポレオンとの対比がすごく出ていて良かったです。
英真なおきさんと同一人物っていうのが面白いですよね(笑)。似てないけど(笑) 。愉快な人どうし?(笑)

でも歌がもう一つだし。フィナーレでも真風涼帆君と踊っている二人のもっちゃり感がもう・・しかも長い・・美形なんだけれどね二人とも・・。
後で出てくるほっくん(北翔海莉)と十輝いりす君の動きが良いではないですか。
しかも出てくる時間が短いの! 軽く怒りが沸きますよ、場所代われって思う(笑) 。

その後出てくるねねちゃんの、パンツドレス? の似合いっぷり。堂々としたデュエットがすごく良いので。だから、男役のダンス場面より、デュエットの方が盛り上がるんですよね。

ほっくんにはすごく不満があるなぁ。あのタレーランという役。もっとかっこ良くできると思う。やって良いと思う。
専科的脇役として、そんなに渋く上手い訳でもないし、見ていてかっこ良い訳でもない。本人、間違いなく、かっこ良く出ようと思っていない。
見ていて、全然楽しくなかった。
パレードのエトワールだけ、胸のすく美声だったわ。

やっぱり礼真琴君はいちろさん(一路真輝)に似ているな。何度もすみません。今、検証中なので(笑)。
可愛いし、歌えるし、華やかだし、やっぱり良い。
ロケットのセンターも彼女でしたよね。新公主演なのにロケット? とは思いましたけれど。
でも、新公、あのナポレオンはキツいな。ちょっと見てみたいけれど。
昔、幸和希さんが演じていたウジェーヌが転落後のナポレオンを迎えにいく場面、あると思っていたのでなくて残念でした(笑)。

そうだ、あの退位の署名をする机、どこから出てきたんですか?(笑)
映像なので良くわからなくて・・びっくりしました(笑)。


星組東京公演「眠らない男・ナポレオン」千秋楽 @ SKY STAGE 第一幕


http://kageki.hankyu.co.jp/revue/2014/napoleon/index.html

これもすごーく見てみたかった公演。

「エリザベート」を思い出させるような歌いっぱいの、小池先生の今となっては(当時は目新しかったんだけれど・笑)安定した作りで、期待通りに楽しめました。

やっぱり、れおん君(柚希礼音)にナポレオンは合ってますね~。

強くて、男らしくて、頼もしい軍人、国民に人気の英雄の役がピッタリです。ホントかっこ良い~(笑)。

 

私、昔上演されたナポレオンを扱った作品、植田紳爾先生の「愛あれば命は永遠に」が好きで、何度もビデオを見たので、良く覚えているんですよ。

登場人物とか、被っている所が沢山あって、ジョセフィーヌが6歳年上とか、結婚のエピソードとか、家族の反対とか。結構、植田先生も無茶苦茶作ってなかったんだな(どこ疑ってるんだ)と思いました(笑)。

戴冠式とか・・ドラマチックに植田先生が設定をどう盛っているかが、良く分かりますね(笑)。寺田先生の主題歌の良さも・・見てて盛り上がるんですよね~。

そういう意味では、小池先生の方がきっと歴史に忠実に、真面目に作ってるんだろうな~、と思いました。

夢咲ねねちゃんも、そんなジョセフィーヌをしっかり年上設定で作っていて、キレイで大人っぽくて納得。それも期待通り。

礼真琴君のウジェーヌもやっぱり可愛い~。いちろさん(一路真輝)にも似ているけれど、のるさん(稔幸)にも似ていると最近思います。あくまで画面からなのでまだまだ良く分からないですが・・。

それでは二幕を楽しみに。