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花組東京公演「新源氏物語」千秋楽 @ SKY STAGE


花組東京公演「新源氏物語」
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2015/genji/index.html

久しぶりの宝塚DVD観劇。明日海りお君観たさに、この作品をチョイス。
うたこさん(剣幸)主演の再演は観たのですが・・26年前だそうです~。2015年から。
既に今2018年なので、この公演も3年前。
ますます現在の宝塚情勢には疎くなっておりますが・・がんばります~(?)。

観て、やっぱり、好きな明日海君の光源氏姿が見られる・・というプラス要素を入れても、あんまり面白い作品ではなかったな、と(笑)。
まぁ、作品そのまま、良く表現しているとは思うんですけれどね。
それでも、明日海君はやっぱり美しく、品あり、色気あり。良いです。

惟光の芹香斗亜君は歌もなかなか良く、上手い人なのかな。宝塚にいそうな良い感じの(笑)男役さんです。
あんまりおいしい役ではないですけれどね。

おいしい役を根こそぎもっていっていたのが柚香光君。美しい人です。

お気に入りの水美舞斗君はこの人かな~?と見かけた感じ(?)。何せ日本物だし、映像だし・・何とも言えない。

昔見た再演の記憶で残っていたのが、まやさん(未沙のえる)の右大臣。天真みちる君も良い感じです。

娘役さんでは、花乃まりあちゃんの藤壺は、高~い理想像からはちょっと遠い。
出来では、紫の上の桜咲彩花ちゃんが良い声で良かったな。

さお太君(高翔みず希)ってまだ現役なんだ~、良く知っている人がいて、何かちょっと嬉しい(笑)。


月組東京公演「1789 -バスティーユの恋人たち-」千秋楽 @ SKY STAGE


月組東京公演「1789 -バスティーユの恋人たち-」

久しぶりにがっつり二幕通しで鑑賞できました!
すっごく見てみたかった作品です。
期待通りに面白かったです。良くできたミュージカルで歌やダンスのナンバーに迫力があり、見ごたえがありました。

ロナンのまさき君(龍真咲)。分かりやすく、ダントツにすっきり一番かっこ良い!
さすがトップ。これが宝塚だわ。
歌も良いから、今回のような歌中心のミュージカルでも、主役であるのに説得力がありますね。
でもねぇ。近年全く生の舞台を見ていない、まさき君のトップの活躍をほとんど見ていない人の言う事だと思って読んで欲しいですが(逃)、真に迫らないんですよね~相変わらず・・(笑)。

父親を亡くしても、「悲しんでいるオレ」に酔っちゃっている気がするし・・。
オランプ(早乙女わかば)を想って歌っている筈の場面でも、「恋しているオレ」に酔っちゃっている気がするし・・。
拷問されている場面もそんなに痛そうじゃないし・・。

昔から、若手の時から、どんなに端の花道にいても、「皆さま私の為に来てくださってくれてありがとう」的オーラを放っていると、良くつっこんで書いていたので、ホントに相変わらずすぎて笑っちゃいました(笑)。

良いんですよ。キレイで、キラキラ輝いていて、スターなのは確かなのですから。

主役が、これだけ下層の農民の若者っていうのが、めずらしいですよね。
実は貴族の子とか(笑)、ありがちな宝塚的設定が全くなく、っていうのが逆に新鮮で面白かったです。
ロックの曲も良かったし、まさき君も良く歌えてかっこ良かったし、十分魅力を引き出している作品と言えるのではないかと思いました。

そして、愛希れいかちゃんが相手役でない、っていうのも、新鮮ですよね。
完全に、宝塚的には、ヒロインはオランプ(早乙女わかば)だと思います。
アントワネットは誰か男役が扮して、愛希れいかちゃんがオランプでも良かったんじゃないの? と思いながら見ていましたが、ラストに近づくと、そうではなくて良かったと納得できます。

ロナンの人生とは別に、アントワネットの成長も、もう一つの主軸だな、と。
アントワネットはヒロイン以上の、もう一人の主役だな、と思いました。
愛希れいかちゃんはとてもキレイで、説得力がありました。申し分なかったです。
登場の時のギャンブルのナンバーが、ラスト近くに、目が覚めてから、また別の意味で出てくるのが良いですよね。

アントワネットのドレスもどれも良かったなぁ~。
さすが宝塚。これは(見てないけれど)どこにも勝っているんじゃないですか?
有村先生のセンスがやっぱり大好きです。

他の出演者で見ると・・文句言いながらも、やっぱりまさき君程スッキリかっこ良い人はいないんですよね~。決して好きなタイプではないのですが・・(笑)。
たまきち君(珠城りょう)が好きなのですが、何だかまだもっちゃりしているし・・。
フェルゼンの暁千星君も、間違いなく優等生的なスター候補の子だろうとは思うのですが、まだまだあか抜けていないので何とも・・(笑)。

やっぱり、美弥るりかちゃんが役作りでも、フィナーレナンバーの美しさでも、一歩突き抜けている感じはするかな~、この時点では。


宙組全国ツアー公演「シトラスの風III」 @ SKY STAGE


全ツだしな。環境の悪さは換算しなければならないだろうけれど・・。
まぁ、宙組のトップコンビと二番手が揃った公演ではありますものね。

私、ずんちゃん(姿月あさと)が大本命だった時代もあるし、花ちゃん(花總まり)も合わせて、長~い観劇歴の中でも三本の指に入るお気に入りさんがコンビになった、奇跡の新生宙組ではあったんですよ。

でも、宙組、特に「激情」以降のずんちゃんには、世間の盛り上がりに反してだいぶ冷めてきていたしな~。
実際、この「シトラスの風」に関しても、名場面の「明日へのエナジー」以外はあまり覚えていないな~、と思っていたのですが・・。

やっぱり、仕方ないけれど、私にとっては、かなり、かなり、劣るなぁ~。
そりゃ、そうですよね。
ずんちゃんと花ちゃんだもの・・。

ずんちゃん用に、良い歌の場面が多いんですよね~。
そこがまず、あまり歌が良くないまぁ君(朝夏まなと)向きでない。
実咲凜音ちゃんも、私の中では、あの花ちゃんに比べるとなぁ~。

ずんちゃん&花ちゃんにはかなり冷めたと思っていた私でしたが、やっぱりこの二人の実力というか、やっぱりすごかったな~、と思い知らされた公演でした。

別のショー作品で、またこの宙組メンバーが見たいです。

ノスタルジアの場面、すっしー君(寿つかさ)の役って、初演ではたかちゃん(和央ようか)が普通に演っていましたよね?!
まぁ、同い年の(笑)すっしー君の活躍は、個人的には嬉しいですけれどね。一路さん時代の雪組から知っているスターさんですし。
ここでこの役が来ないのが、この時の真風涼帆君なのかな~。
意外と良かったですけれどね。意外と歌えるみたい。
意外ばかりですみません(笑)。久しぶりに見たので、組替えしてすごく成長したんだなぁ、と思って。

他ではりんきらちゃん(凛城きら)ばかり探してしまいました。
やっぱり見た目は好きだなぁ。
良い位置で踊ってはいましたが、それ以上においしい役はなかったな。
今回のすっしー君みたいな役が回ってくるスターさんになって欲しいな。


宙組全国ツアー公演「メランコリック・ジゴロ」 @ SKY STAGE


ご無沙汰です~。
平日外へ働き始めたので、ちょっと観られる機会が減りそうですが、時々これからも書いていきたいと思っています。

宙組全国ツアー公演「メランコリック・ジゴロ」

懐かしいわ~。何回この公演を観た事か・・。生舞台・ビデオ含めて。

特に新人公演は気合入ったなぁ。チャーリー(匠ひびき)主演で。当時私の中で大流行していたずんちゃん(姿月あさと)が可愛く前髪を巻いて出てきたのに、立見席でひっくり返ったっけ・・(マチウ役・笑)。

そんな感じで、かなり初演の記憶がある作品なのです。1993年だって~22年前なのか~そうなのか~(笑)。

スタン(真風涼帆)が難しいだろうと思ったんですよね~。みきちゃん(真矢みき)ならではの、軽快なしゃべりがないと、この作品は面白くないだろうと。
でも意外と良かったです。みきちゃんの方が面白かったと思うけれど、真風涼帆君は何よりリーゼントが似合いかっこ良くて、意外とチャラさも出ていて、なかなか役が似合っていると思いました。新しい発見。

まぁ君(朝夏まなと)と並んでいる姿は長身同志でなかなか良いコンビ。
かなめちゃん(凰稀かなめ)退団後の宙組は初めて見ましたが、ライトに安心して楽しめるのが心地よいです。

まぁ君は、生活に困っても、ジゴロにはならなさそうですよね(笑)。
絶対悪い事はしなさそう。瞳が澄んでいるせいかな。
何していても漂う誠実さが良いんですよね。まぁ君ファンはそんな所が好きなんだろうな~、と思いながら見ていました。
そんな設定の違和感はありますが、返ってフェリシア(実咲凜音)を心配する優しさはすごく感じました。
ま、初演時にはない感想ですよね・・(小声)。

ラストのデュエットダンスはどうしてなかったんだろう。まぁ君だったらアリな筈ですよね~。観たかったなぁ。

実咲凜音ちゃんは悪くはないけれど、本領発揮感はないですね。
華陽子ちゃんのティーナが可愛くて大好きだったので、彩花まりちゃんはだいぶ辛いな~、という印象。
伶美うららちゃんがティーナでも良かったんじゃないの? という気もするけれど、それもあまり似合わないかな。

バロットの愛月ひかる君も、なーんかバカっぽくないと言うか・・。
何だろう・・まみさん(真琴つばさ)の能面さがハマっていたのかな・・(笑)。

ノルベールのりんきらちゃん(凛城きら)。こんな役が来ちゃうのか~。
上手いのかもしれないけれど、悪くはなかったけれど、もうちょっと二枚目が見たいなぁ。


花組東京公演「エリザベート」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


花組東京公演「エリザベート」

はーははははは(笑)。
いや、びっくりしました。水美舞斗君がまさかのマデレーネ!!

本公演ですよね(確認)?! いや、見かけないから、黒天使の中にいるんだろうな~、とは思っていたのですが。

天宮菜生ちゃんがエトワールで降りてきた時以来の衝撃だわ。

いや、水美舞斗君も天宮菜生ちゃんも昔WAIWAIで恒例にしてた、勝手に選んだ初舞台時お気に入りさんだった・・という訳で、私以外はそんなに楽しがらなくて良い話なんですけれど。

はーははははは(笑)。
やっぱり似ているな~。ケロちゃん(汐美真帆)に。
私的にはOKですが。皆さまはどうだったんだろう? 心配だわ(笑)。
踊れるし、そこそこスターだからこその配役なんだろうけれど。
何も、あんなに男前な水美舞斗君にマデレーネを振らなくても。
まさかほっくん(北翔海莉)とのラブシーンが見られるとは(笑)。
楽しいわ~、歌劇団。

マダム・ヴォルフの大河凜君も上手かったなぁ~。男役ならではの迫力。
この公演で退団だったんですね。

ほっくんのフランツは最後まで良かったなぁ。
ほっくんが今までで演じた役の中で、一番満足度が高いわ。
好きとは言わないけれど。主役じゃないし。
フィナーレの男役センターで踊るパートも、気持ちよくかっこ良かったです。
上手いんだな、やっぱり、って、久しぶりに思いました(笑)。
ま、下級生のトップ披露で、目の色変わったんだろうな・・と、ちょっと思いたい(笑)。

明日海トート vs 北翔フランツ に二幕期待! と書いた程、対峙する場面はなかったな(笑)。

明日海トートって、二幕始まってからも、ずっと、「かっこ良すぎる悪役」の域を出ないかな~、と思っていたんですよね。
主役の「死」という役に何を求めるのか、って話なんですけれど。
気持ちの揺らぎが見たい、人間味を観たい・・と思うのが正しいのかどうか? それも謎。人それぞれ。
それが急に出たのが、ルドルフの死後。棺桶での拒絶から、「愛と死の輪舞」を歌う所。
ここに焦点を合わせていたの?! という位、ガラリと気持ちを出していました。
でも、もう物語終わっちゃうよ~。時すでに遅しの感も・・。

結局、エリザベートを誰より愛していたのはフランツで、エリザベートが愛していたのはトート=死(魂が自由で安らげる場所)なのかな。
トートはそのエリザベートの理想の象徴。トートは一路さんも言っていましたが美化しちゃって良いんじゃないかな。
トートが何考えているか、とか、あまりなくても良いんじゃないかな、と思いました。エリザベートにとっての理想の姿なのだから。
今更な、ごく普通の解釈だと思うけれど。この花組公演を観て、そんな事考えてました。

あまり書いていないけれど、蘭乃はなちゃんも、望海風斗君も上手かったと思います! 芹香斗亜君もまずまず。
正直、明日海君がルドルフだったら、身もだえできる貴公子っぷりだっただろうと、妙な妄想をしてしまいました(笑)。
少年ルドルフの矢吹世奈君は抜擢の理由が良く分からなかったな(辛口・笑)。

蘭乃はなちゃんのサヨナラショーも観たけれど、公演観ていないからありがたみが・・(苦)。やっぱり蘭寿とむ君時代の花組も観たいなぁ~。


花組東京公演「エリザベート」千秋楽 @ SKY STAGE 第一幕


花組東京公演「エリザベート」

・・観るのか(笑)?

いや、まぁ、他ならぬ、明日海りお君ですから・・(笑)。
どうせなら、他の作品をお願いしたい所なのですが、母がこれを持ってくるんだもん。
しょうがない、観てやりましょうか。(←偉そう)

・・という感じで、やや引き気味に観始めましたが、なかなかです。良かったですよ。まだ一幕だけだけれど。

当時キャスティングできる最高のキャストではないですか?
元から知ってましたが、明日海君も、もちろん、ほっくん(北翔海莉)も、望海風斗君も相当歌えるもの。
これ、やっぱりすごく大事。

明日海君のトート。これ、トップ披露なんですよね。
東京千秋楽だからどんどん変わっていった結果なのかもしれないけれど、すごく化粧が濃い(笑)。目が吊り上がっている。本来の美しさを、やや消しているかもしれません。

その化粧にある通り、思った以上に悪いトート(笑)。
黄泉の帝王を楽しんでいる感じ。
逆に、エリザベートへの愛が報われない切なさ、みたいなものは薄め。
そこは物足りないかも。
それも良いではないですか。プリンスはちょっとわがままで(笑)。
そんな感じ。

トートって、昔から何度も書いてますが、演じる人によって色んな味が出るんですよね~。そこが面白い。
トップ披露だけあって、まだまだ「これが明日海のトート」みたいな方向性は薄い気がします。
もっとサヨナラ公演近くの時期になったら、明日海ならではの味が濃いトートになるかも。それをまた見たい感じです。

そして、ほっくんのフランツ! 良かった~。思いがけず、すっごく良かった!
溢れ出る品の良さが、姿勢の正しさ(笑)が、役にピッタリ!
最近観た作品で、ほっくんの演技力には不満がある事が多かったのですが、このフランツは表情豊かで、エリザベートへの愛がすごく伝わってきて、優しそうで、とても良かったです。
「扉を開けて~」の場面が、すごく切なくて可哀想で・・。
主役でかっこ良いはずの、先週見た「ガイズ~」のスカイより、私はこのフランツのほっくんの方がずっと見ていてときめくわ。
変ですか(笑)? 好みの問題ですか?

これから二幕は、ますます明日海トート vs 北翔フランツに個人的に熱くなれそう(笑)。あぁ、楽しみ~。

他では、桜一花ちゃんですかね~。
とうとうゾフィまで演ってしまいましたか。すごいな~、あの可愛い一花ちゃんが。
最大限に実力で大きな存在感を出していましたよ。


星組東京公演「ガイズ&ドールズ」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


先週一幕の残り見て、今、二幕とフィナーレ見ました。

ほっくん(北翔海莉)って、ワル(悪)が似合わない・・やっぱり・・今更だけれど・・。

期待していたよりは、下水道での「女神よ今夜だけ」のナンバーの辺りとか、似合わない感があったなぁ。
ラストの救世軍の衣装の時の方が、ずっとしっくりくるんですよね(笑)。

上品で、立派な(笑)、良い人が良い。そこが好き。
退団公演までに、もっと良い役が回ってきているのかな~?

まぁ、素敵なナンバーは聞かせてくれたし、トップおめでとう感はすごくあるな。
まだまだ、ほっくんのトップの作品はチェックしますよ~。母よろしく~(笑)。


星組東京公演「ガイズ&ドールズ」千秋楽 @ SKY STAGE 第一幕(途中まで)


星組東京公演「ガイズ&ドールズ」

世間のお母さん、学級閉鎖祭りは終わりましたか・・(苦笑)。
先週のDVD観劇ができなかった上に、今日も早く帰ってきたので一幕の途中までしか見られませんでしたが・・とりあえず感想を。

トップスターのほっくん(北翔海莉)こんにちは~♪

実際にはもう退めちゃっているんだけれども。私的にはやっとトップ披露公演なのです。

「ガイズ」はもちろんケロちゃん(汐美真帆)が出ている頃に何度も観ましたし、初演の大地真央さんのも観ているんじゃないかな~? どうなんだろう? 家にプログラムがあったのは覚えいるのですが・・見ていても小学生時代なので、あまり記憶にはないんですよね~。

何せりかちゃん(紫吹淳)スカイで、たにちゃん(大和悠河)ネイサンっていう配役のバランスが無茶苦茶で、あんまり良い思い出はないな・・今改めて見ると、ナンバーは洒落ていて、良い作品だとは思うんですけれどね~。

ほっくんがネイサンを演じた新人公演を実は観ていて、かなり若手だったのに、上手くて余裕で、客席から拍手喝采だったのが印象に残っているんですよね。
だから、ほっくんがスカイ? というのがピンと来なかったし、どちらかと言うと良く言えば大人、悪く言えばおっさん(笑)のネイサンの方が似合いそうな気がしていたのですが・・。

実際見ると意外と良かったです。紅ゆずる君と並んでも思ったより若く見えます(笑)。
紅ゆずる君もおっさん感はないので、まぁ、二人同年代くらいで。二人ともそこそこ若い印象ですね。見ている私の年齢が上がったからかな(笑)。

ほっくんの存在感が何か・・突出しすぎて他の出演者と比べて若干浮いている感じがするのは良すぎる声のせいかな(笑)。
ミュージカルナンバーが心地よいのは確か。ほっくんはもちろん、サラの妃海風ちゃんも上手いし、アデレイドの礼真琴君も聞かせます。

相手役の妃海風ちゃんは以前見た「ナポレオン」の新人公演でも感じた通り、ちょっと見た目がイマイチなのが残念ですが、ほっくんがかなり包容力あるので良い感じにお似合いに見えます。二人とも歌が上手いのが何より。
まぁ、街のヤクザが口々に「美人なのに・・」と言う女性には見えないですけれど(失礼)。

ネイサンの紅ゆずる君は前述の通りおっさん感は皆無ですが、彼女らしい楽しいネイサンで良いです。

アデレイドの礼真琴君は、また女役という事であまり期待していなかったのですが、可愛かった~。見る価値ありました。
彼女も年増感はないですが、ネイサンも若いし、一人幼すぎるという程でもないです。キュートで華があって、男が連れて歩いたら自慢できそうな感じは十分ありました。

ビッグジュールの十輝いりす君はやっぱり迫力にケロちゃんとの違いを感じたなぁ。笑えた筈の所が、かなり流れちゃってました。難しいんですね、この役。
クマを持つ演技はケロちゃんのオリジナルだったと思うのですが、そのまま演ったんだ。そこはちょっと嬉しいかも。

他ではナイスリーの美城れん君が上手かったなぁ。「エンカレッジ・コンサート」に出ていたりしたので、歌が上手いのは知っていましたが、連れている二人がキレイだけれどアレな感じなので(笑)・・。抜群でしたね~。
わざと体型も太ったんではないでしょうか・・ジェンヌにはめずらしい・・彼女ならではの気合が見えました。

後、十碧れいや君が、二枚目だけれど若干迫力ある見た目(笑)を生かして、なかなかしっかりジョーイを演じていたのも印象に残りました。

少ししか見ていない割に沢山書きました。
続きは二幕で~。


星組バウホール公演「鈴蘭」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


星組バウホール公演「鈴蘭」

良いわ~礼真琴君。
同じ書き出しですみません(笑)。

良く通る声がこんなに心地良いものかと。
かっこ良い~♪ とかあの可愛い(笑)礼真琴君に対して今だに思える自分が楽しい。
宝塚って良いわ~。
ここは素直に、彼女にもハマっておこう。

相手役の真彩希帆ちゃんも歌が上手い子みたいですね。
見た目はまだまだあか抜けない感じだけれど。
礼真琴君を見つめる一生懸命さは好印象。

瀬央ゆりあ君は礼真琴君と同期なんですよね。
かぶるじゃん。誰かと誰かと(笑)。上手さとか(笑)、与えられる役柄まで(笑)。
ま、私は今回は、礼真琴君派だけれどね。
瀬央ゆりあ君もキレイな人で、人気がありそうです。
こういう人が同期にいる、っていうのは、見ていて面白いですよね~。

音波みのりちゃんはさすがに一際キレイ。本当にあんなに早くに死んでしまうとは。
漣レイラ君の大きさと男らしさはともちん(悠未ひろ)を思い出します。

紫藤りゅう君や拓斗れい君など、改めて見ると、出演者に若手が多いですね~。
マルセルの綾凰華君が、中でもなかなかキレイな子で目につきます。

物語は、本当に都合良く収まりましたね~。
欲を言うと、もう一息、主役のカップルに何かときめく場面があって欲しかったなぁ(笑)。
でも「かもめ」よりは断然、宝塚らしくておいしい公演だったわ。
良かったね、礼真琴君。

・・二番手らしいね、もうすぐ。時の流れは早いわ・・。


星組バウホール公演「鈴蘭」千秋楽 @ SKY STAGE 第一幕


星組バウホール公演「鈴蘭」千秋楽

やっぱり良いなぁ、礼真琴君。
歌って良し、踊って良しなのはもちろんだけれど、色気もあって。
存在感が他の出演者とは段違い。

台湾公演の、似合いすぎているヒロイン姿(笑)を見て以来だったので、少し心配したけれど、やっぱり男役すべき。ヒロインで終わるのは勿体ないわ。
「かもめ」よりもやっぱり頼もしく、成長していなぁ~、とも思いました。

いちろさん(一路真輝)に似ているか、のるさん(稔幸)に似ているか、という事ばかり書いていた気がしますが(笑)、ようやくちゃんと顔も覚えた気がするわ(まだそこ?・笑)。

作品は初登場、樫畑先生のデビュー作。架空の国を舞台にしたコスチューム物で、予備知識なしに見たので心配でしたが、大筋は分かりやすいです。物語の展開は、少し都合良く運び過ぎな気がする所もあるけれど、主人公の恋愛に関しては無理のない展開なのがありがたい。

主役だけでなく、全体に歌が多いですよね~。その点も嬉しいです。

二幕を楽しみにしています。