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雪組東京公演「ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—」千秋楽 @ SKY STAGE


雪組東京公演「ルパン三世 —王妃の首飾りを追え!—」

これもすごーく見てみたかった作品。

開幕すぐの頃は、結構アニメの世界をそのまま演るのね(笑)とか。
でも、ちぎちゃん(早霧せいな)の特徴ありすぎる台詞回しとか・・これ、上手いけれど、雰囲気出ているけれど・・あまりかっこ良くはないよなぁ・・とか、思ったのですが。
後味としては、結構楽しかったな、と。
良く出来ていたんじゃないでしょうか。さすが小柳先生。納得。

ラスト、ルパンが一人、街を歩くような場面が素敵で良かったですね。
ルパンが全体的にはあまりかっこ良く見える役ではなかったですが、そこでスカッとちぎちゃんが素敵に見えて、それで終われたのが宝塚ファン的にも後味が良かったです。

雪組公演自体を見るのが久しぶりなんですよね~。そうさん(壮一帆)時代は丸々見ていないし。そのうち絶対見たいですが。
今調べたら、音月桂ちゃんの「仁」以来、3年振りかぁ。
出ているメンバーが、それぞれバージョンアップしている(笑)。

望海風斗君が上手く、かっこ良くなっていてびっくり。小柄で出来る子のイメージ(笑)はありましたが、大人っぽく、頼もしくなりましたね~。

個人的にはご贔屓さんの彩風咲奈ちゃんの次元が、「さ、さ、さ、さきなちゃん・・(@_@)」というびっくりの風貌(アニメ版そのままなのですが・・)でしたが、慣れてくるとかっこ良く見えてきましたよ(笑)。
たばこのくわえ方とか、声や姿勢もすごく工夫してそう。

大湖せしる君の不二子ちゃんもらしさが出ていて良かったなぁ~。宝塚娘役ではあり得ないダイナマイトボディだったわ~(笑)。
女役ばかり見る気がするのですが、転向しているのかな?

アントワネットの咲妃みゆちゃんは、「メリー・ウィドウ」で感心した通り、期待通りのすばらしさでした!
見た目の華やかさ、声の良さ。申し分ないわ。

後で良かったのは、アントワネット役者の舞咲りんちゃん。気持ちよくパワフルでした~。

雪組もまだまだ見たいな。
この公演のショーも楽しみ。


宙組大劇場公演 『ベルサイユのばら -オスカル編-』@ SKY STAGE 第二幕


・・はぁ・・見るのか・・恥ずかしいなぁ・・。
なーんて、まだ思っていたりして(笑)。

二幕は割とオーソドックスなオスカル編の進み方かな。
でももう所々ムリ~。ちょいちょい早送りしながら見ました・・。

それでも、アンドレが死ぬ場面~バスティーユあたりになると、泣いてしまうんですよね~。

昔、何十年も前、「アンドレが死ぬ場面は何度見ても泣ける」と母が言っていたのを笑っていた、子供の頃の自分を思い出した、すっかり涙もろいおばさんになったJIMMYなのでした(笑)。

バスティーユの後、ガラスの馬車でアンドレが迎えに来てくれなかったのが、すごーく残念。
「オスカ~ル、オスカ~ル」が好きなのか?? 私(笑)?

でも見たかったな~。優しく迎えてくれるおづきアンドレが。
幸せそうな、かなめオスカルが・・。かなり消化不良~。

フィナーレも思ったよりはもう一つかな~。
二番手がまーくん(朝夏まなと)で、トップ娘役が実咲凜音ちゃんである、宝塚ならではの動かし難い配役が、かなめオスカルとおづき君アンドレを観たい私のニーズを邪魔するんですよね~。

まぁ、フィナーレの配置なんかを見ても、おづき君アンドレを見せてくれただけでも感謝すべき感じかな。

黒エンビダンスの、後半、かなめちゃんが髪をほどいてからの男役を引き連れての群舞が良かったな。
フランス軍に混じっていた、オスカルそのままな感じで。

かなめちゃんのオスカルの姿は、原作を超えているくらいだと思うし。
見た目だけではない、内容もやっぱり良かったと思う。
おづき君のアンドレも、今までで最高にかっこ良くて似合っていたと思う。
私的には、本当に理想の配役だわ。

もう、ベルばらは見なくて良いかな(笑)。

そうそう、書き忘れてました。
りんきらちゃん(凛城きら)が、ダグー大佐演ってるよ~(驚)。
まぁ、衛兵隊の中に埋もれているよりは・・演り甲斐はあるかも。
ヒゲのお姿はあまりちゃんと映る事もなかったですが(笑)・・上手かったよ。
ダグー大佐って良い役ですよね。大好き。
今頃どんな感じなんだろう~。気になるわ~。がんばっててね~。

他では、フィナーレでおづき君とデュエットしていた伶美うららちゃん。
やっぱり美しいわ~。


宙組大劇場公演 『ベルサイユのばら—オスカル編—』@ SKY STAGE 第一幕


・・見るのか? 本当に見るのか?

と・・ためらっていたというか・・何というか・・。

何度も見た「ベルばら」へのうんざり感と。
原作が面白かったからこそ感じる、宝塚版「ベルばら」への嫌気。

それでも、かなめちゃん(凰稀かなめ)オスカル、おづき君(緒月遠麻)アンドレの配役は、新公時代からの待望であり、当時外されて大騒ぎしたしなぁ。

これを私が見ない訳には・・(笑)。
と、重~い気持ちでDVDをセット。

そんな気持ちを吹っ飛ばすプロローグ。
おづき君のアンドレ。やさしそうな雰囲気!
かっこ良いじゃん。誰だよ、度々似合わない女役させるのは!!

そして登場のかなめちゃんオスカル!
キレイ~。最高~。うっとり~。
見て良かったわ(早い)。この公演観た人はラッキーだよ。
・・と思ったけれど。

本編は本当にダメ。開始30分で物語はかなりのクライマックス。
それは別に良いんだけれど、何で物語の内容を、つじつまを、無理矢理原作と変えるんだろう。端折るだけでない、ちゃんと時間かけて見せている場面までおかしな内容になっている。原作の面白さが失われている。
これ、物語を知らない人が見て、面白いのかな?

汝鳥伶さんのジャルジェ将軍は、もう少しスマートで温かくてかっこ良い人な筈なのに、全然良さが失われて描かれているし。
一原けいさんのマロングラッセは言語道断だわ。古い雪組時代から知っていて、この公演が退団公演だと知っている上で書くけれど。

そんな作品でも、父から叱責されるかなめちゃんオスカルの、白ブラウス姿の美しい事! 寄り添うおづき君アンドレの素敵な事!
白馬にまたがるオスカル様を、きっと生で観ていたら吹き出したに違いないけれど(笑)、お腹の中で笑いが止まらなくても、それでも美しく輝くオスカル様に圧倒されてしまうわ。

一見の価値あり。

二幕も楽しみ。うん。もうちょっと二人の出番もあるだろうしな(笑)。

 


宙組全国ツアー公演「Amour de 99!!-99年の愛-」千秋楽 @ SKY STAGE


宙組全国ツアー公演「Amour de 99!!-99年の愛-」

大劇場公演を一回見たからね~。感想はそんなに変わらないけれど。

やっぱりかなめちゃん(凰稀かなめ)では、ラテンのダルマと黒燕尾に赤バラがピカイチ。

全国ツアーにはもったいない豪華メンバーの印象は変わらず。

落ち着いて見られました(笑)。

出演者も気楽にツアーを楽しめたんじゃないかな。

 

 

 


宙組全国ツアー公演「うたかたの恋」千秋楽 @ SKY STAGE


宙組全国ツアー公演「うたかたの恋」

ご馳走様で~す(叫ぶ)!!
あー、楽しかった~。美しかった~。
かなめちゃん(凰稀かなめ)の軍服サイコー!!(←バカ・・)

観る前からかなめちゃん(凰稀かなめ)にルドルフ、似合いそうなのは分かっていたけれど、本当に良かったわ。
大劇場でやれば良かったのに。

見た目がリアル王子様なのが何より素晴らしいけれど、
ルドルフの設定である、ちょっと悩める所とか、孤独な所とかがまた、かなめちゃんにハマっているんですよね~。

ジャン(朝夏まなと)と真面目に政治を語っている所とかに力が入っているのも、かなめちゃんらしい(笑)。

他ではともちん(悠未ひろ)やきたろう君(緒月遠麻)のピリピリした感じがすごく物語をしめていて流石。

まーくん(朝夏まなと)のジャンも似合っていたし、実咲凜音ちゃんのマリーも、今まで見たかなめちゃんとの並びの中では一番良かった気がするな。

全国ツアーにしては、なかなかの豪華メンバーですよね。

エピローグの影デュエットが、ともちんと純矢ちとせちゃんで、濃い~のよ(笑)!!
配役書いてなかったけれど、二人で間違いないわ。
めちゃ面白かった。笑う所じゃないけれど。

もう、知り尽くしている作品ですからね(笑)。
楽しませて頂きましたよ。

それでもときめけたし、泣けましたよ。
かなめちゃんサイコー!!(←やっぱりバカ・・)

 


月組東京公演千秋楽「TAKARAZUKA 花詩集100!!」@ SKY STAGE


TAKARAZUKA 花詩集100!!

これに期待していたんだけれどなぁ・・イマイチ。

一番楽しみだった、100周年のラインダンスが肩透かし。

まさき君(龍真咲)のダルマ姿はキレイだったのに、最初しか出てこなかったし、上級生やスターのダルマがきっと混ざっていただろうに(笑)、目立つこともなく、そういう意味での面白味もなし。

オープニングすぐにあった初舞台生のラインダンスの方が、衣装も含めずっと良かったです。なんで分けたんだろう? 余計見劣りする気が。

衣装も全体的にイマイチ。
ラテンに胡蝶蘭。タキシードに桜もすごい・・。
所々に出てくるデカすぎる肩や胸のバラもなぁ~。

まさき君はダンスがやっぱりもう一つかな。
昔のスターさんのように、全く×ではないんだけれど。
キレイで、歌の方は安心感あるし、それで十分なんだろうけれど・・。

続くスター達もあまり・・。
特に期待していた、たまきち君(珠城りょう)や愛希れいかちゃんにもそんなに魅力がなかったのが残念だったなぁ。

 


月組東京公演千秋楽「明日への指針」@ SKY STAGE


月組東京公演「明日への指針」

うーん、うーん、うーん・・(笑)。
35分間に詰め込みすぎかな~。たっぷり見たい所も何もかも流れちゃっているし、石田先生らしいギャグを笑えば良いのか、トップ二人のロマンスにときめけば良いのか、タイタニック関連の逸話に感動すれば良いのか、皆の本性のオチを楽しめば良いのか、何が何だか・・。

ま、まさき君(龍真咲)の調子の良~い感じが、キャラに合ってるかな。
トップコンビはキレイでとっても良かったな。
若手男役の水兵さんルックも嬉しいし(笑)。

見た目では星条海斗と憧花ゆりの夫妻が突き抜けてキマってたな。

飛鳥裕さんは本当に変わらないなぁ~。画面からだけれど、私が宝塚を見始めた30年以上前から、ずっと見た目や声が同じですよ~。

 

 


月組東京公演千秋楽「宝塚をどり」@ SKY STAGE


月組東京公演「宝塚をどり」

宝塚100周年~♪(今ごろ・・)
まさき君(龍真咲)久しぶり~(笑)。トップになってからの映像を見るのは初めてかも。
まずは意外とたっぷりあった日本物のみ。

期待通りのオーソドックスな日本物ショー。
衣装がどの場面もとてもキレイでした。やっぱり100周年記念の公演だし、新調してお金かけてるのかな。そのせいもあって、どの場面も見ていて楽しく、ハズレ感がなかったです。

見たのは東京千秋楽だけれど、大劇場公演を観たかったな~。
やっぱり照明の明るさとか、舞台全体から感じる豪華さとかが違うんですよね~。
チョンパの日本物だと特に感じます。

まさき君の日本物って・・? という先入観でしたが、十分キレイでした。
三番叟の場面とかでも、何かポップで明るい感じがするのが彼女の良い所ですよね。
日本物ショーでも、古臭くならない。100周年でこれが良いのではないでしょうか。

若手で激しく群舞していた場面のセンターはたまきち君(珠城りょう)かな。
横にいるのはバウ「春の雪」で活躍していた宇月颯君。その横は・・(調)あぁ、最近良く話題にした鳳月杏君か~ふぅ~ん。

毛振りでセンターにどーんと登場した春海ゆう君・・誰っ??
初舞台の子との役替わりだったのか~。面白い~。植田先生らしい~(笑)。
なかなかの迫力でしたね~。すごい練習したんだろうなぁ~(パチパチ)。

ソロ舞踊はもちろん、フィナーレでも松本悠里さんのお元気な様子にびっくり。嬉しい。

あと大きく映されなかったので良く分からなかったんだけれど、フィナーレの仏像のようなセット・・あれどうなんだろう?(笑)

 


星組東京新人公演「眠らない男・ナポレオン」千秋楽 @ SKY STAGE


長い冬休み期間が、やっと終わりました~♪

お楽しみの観劇習慣再開~(笑)。

気になっていた礼真琴君のナポレオンをまず見てみましたよ。

上手かったな。やっぱり。研5か。この大作をラストまでパワフルに演りきっただけでもすごいよなぁ。
見た目の坊ちゃんぽさだけは、いかんともしがたい(笑)けれど、化粧、仕草、声、すべてが男らしかったです。
目に、そして何よりもジョセフィーヌとのラブシーンでの歌に色気があったのも良かったな。
目かな? 口かな? やっぱり一路さんに似ていると思うんだけれど、声が全然違うんですよね。礼君の方が、だいぶ低い。だから、見ていて面影が完全に被る感じはないかな。
求めているものがすごく高くなっているとは思うのですが、この歌量の多い役をたっぷりと歌い切っているとは思うけれど、もっともっと気持ちよく、大劇場で聞かせるようになって欲しいな~、今後の楽しみ。
しかも踊れるもんな。そこはだいぶ違うよな(笑)。ホントすごいな。
後半のマリー・ルイーズとのラブシーンでの男らしさや、転落してからの迫力はれおん君(柚希礼音)との差を特に感じたかな。

ジョセフィーヌの妃海風ちゃんは、はじめましてかな~。他の公演で書いた事があったかな?
今、ほっくん(北翔海莉)の相手役になっている子なんですよね。
歌は割と良いかな~、と思うけれど、見た目に「社交界の華」の役にはもう一つかな。夢咲ねねちゃんと比べるのは酷だろうけれど、大人っぽくて、酒場の女、みたいな雰囲気がある。
実力的には文句はないけれど。

二番手の瀬央ゆりあ君もはじめましてかな~? 紅ゆずる君と同じような明るさ、軽さがあって、割とキレイな人の印象。礼君と同期みたいなので、演りやすい役だったかもしれませんね。

タレーランの十碧れいや君には、もう、見た瞬間、「そうだよ! これだよ!!」と思いましたよ(笑)。
ほっくんのタレーランを見て思った不満「もっとかっこ良くやっても良い役」を、サラッと新公の十碧君が体現してくれていましたよ。
実力的にも、見た目的にも、あまり好みではないんだけれど、ともちん(悠未ひろ)のようないやらしい(笑)色気を出して、役的には絶対十碧君の方が私の希望に近いです。
ほっくんと同じ衣装を着ているとは思えないかっこ良さでした(ホントに違ったかも?)。ほっくんに演技指導して欲しかったくらい。マジで。

実力では上級生の役をしていた夏樹れい君、ひろ香祐君に安心感があったかな。
飛河蘭君の見た目のコミカルなインパクト。凰姿有羽君の歌もなかなか良かったような。

お気に入りの麻央侑希君は、本役の真風涼帆君をこえる不安定さがもう・・(笑)。
見た目は誰よりも勝っているんですけれどね~。これじゃ、主役が回ってこなくても仕方ないな~。

 


小林公平没後1周年「愛の旋律~夢の記憶」 @ SKY STAGE 第二幕


何だかこういうOGものの特別公演を映像でも観るのも久しぶりだな~。

相変わらずの宝塚の温かさを再認識する舞台だったわ。

OGも懐かしい人ばかりだったけれど、中では、ヤンさん(安寿ミラ)がキレイだったし、出演してくれたのがかなり貴重なんじゃないかな~。
歌ではたーたん(香寿たつき)がやっぱり上手かったな。ずんちゃん(姿月あさと)は軽め。
りかちゃん(紫吹淳)の足の長さにうっとり(笑)。

海外公演の話が中心だったので、ショースターが多く、そうなると一時代の花組絡みが多くなるんですよね~。
今の宝塚はそういう色もあまりなさそうだけれど。