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星組東京公演「眠らない男・ナポレオン」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


良かった~。後半、離婚転落してから、より盛り上がりましたね~。面白かった です。

戴冠式の場面、ありましたね。二幕のはじめに。やっぱりこれは外せないのかな 。豪華で宝塚ならではでできる絵ですし。

れおん君(柚希礼音)って、進化しているな、と。
割と若くでトップになっているけれど、実力のある人だから「太王四神記」の頃 にはすでに安心して見ていたんですよ。でも、その頃よりも確実に頼もしくなっ てる。
何ですか。あの男らしさ。かっこ良さ。
マリー・ルイーズ(綺咲愛里)とのラブシーン見ました?奥さん?(笑) あの積極的かつ大人なリードっぷりは、何か知らなかったれおん君だわ(笑)。

ねねちゃん(夢咲ねね)の世継ぎが生まれた後の、涙を流しながらの短いソロもすごく良かったし。

紅ゆずる君も、雰囲気が明るく、柔らかく、ナポレオンとの対比がすごく出ていて良かったです。
英真なおきさんと同一人物っていうのが面白いですよね(笑)。似てないけど(笑) 。愉快な人どうし?(笑)

でも歌がもう一つだし。フィナーレでも真風涼帆君と踊っている二人のもっちゃり感がもう・・しかも長い・・美形なんだけれどね二人とも・・。
後で出てくるほっくん(北翔海莉)と十輝いりす君の動きが良いではないですか。
しかも出てくる時間が短いの! 軽く怒りが沸きますよ、場所代われって思う(笑) 。

その後出てくるねねちゃんの、パンツドレス? の似合いっぷり。堂々としたデュエットがすごく良いので。だから、男役のダンス場面より、デュエットの方が盛り上がるんですよね。

ほっくんにはすごく不満があるなぁ。あのタレーランという役。もっとかっこ良くできると思う。やって良いと思う。
専科的脇役として、そんなに渋く上手い訳でもないし、見ていてかっこ良い訳でもない。本人、間違いなく、かっこ良く出ようと思っていない。
見ていて、全然楽しくなかった。
パレードのエトワールだけ、胸のすく美声だったわ。

やっぱり礼真琴君はいちろさん(一路真輝)に似ているな。何度もすみません。今、検証中なので(笑)。
可愛いし、歌えるし、華やかだし、やっぱり良い。
ロケットのセンターも彼女でしたよね。新公主演なのにロケット? とは思いましたけれど。
でも、新公、あのナポレオンはキツいな。ちょっと見てみたいけれど。
昔、幸和希さんが演じていたウジェーヌが転落後のナポレオンを迎えにいく場面、あると思っていたのでなくて残念でした(笑)。

そうだ、あの退位の署名をする机、どこから出てきたんですか?(笑)
映像なので良くわからなくて・・びっくりしました(笑)。


星組大劇場公演「オーシャンズ11」東京千秋楽 @ SKY STAGE


気になっていた「オーシャンズ11」見てみました。
面白そう・・再演もされてるし・・と期待した割には、物語はまぁまぁ・・かな~。
わかりきった展開と結末で、さりげなーい感じが。あまり大劇場向きではないかも。

ちなみに、たまたま家にあったので、原作のDVDも見たのですが、原作よりはずいぶん膨らませていて宝塚的には良くなってました。さすが小池先生。
出演者もきれいだし・・、って、これは見ているのが宝塚好きの私だからか(笑)。
でも、この作品をわざわざ選んで宝塚化した理由は良く分からないです。

星組は「太王四神記2」を生で観て以来なのですが、れおん君(柚希礼音)は期待通り。上手くてかっこ良く、頼もしく育ってる。

ねねちゃん(夢咲ねね)はキレイで大人っぽく、こちらも期待通りの育ち方。
男役を食っちゃいそうな大型娘役っぷりは、大変好みです(笑)。
痩せすぎてギスギスしそうなのが、ちょっと気になるかな。
フィナーレのデュエットの衣装の着こなしっぶりが超セクシー。振付もセクシー。ステキでしたね~。

さて、二番手している紅ゆずる君をはじめて見ましたよ(笑)。
キレイでちゃんと演じていて、文句ないではないですか?
ちょっと歌が弱そうだけれど・・それもびっくりする程ではないし。
他に二番手して欲しい男役も見あたらないし。
薄~くて、アラも見あたらないけれど、個性も見あたらない感じ。今のところ。

千秋楽に、シリアスな役の彼女に、色々アドリブが周りから仕掛けられていましたが、
動揺するどころか、逆に自分もひろって客席の笑いをとってやろう、みたいな所が見えるのが、唯一彼女らしいかも(笑)。
観客的には、可愛く動揺してくれた方が面白いんだけれどな(笑)。

すずみん(涼紫央)はスラリとキレイでかっこ良く。上手くて頼もしい。

真風涼帆が順当にスターになってますね。フィナーレにいかにも若手な場面ももらっていたし。
台詞も歌もまだまだだけれど、こちらも、びっくりするほどではない(笑)。歌はかなり弱そうかな。
キレイで大型なのは間違いないです。そして、相変わらず声までみずさん(水夏希)に似てます。
新公主演している学年だと思うと、見た目の大物っ振りを思うと、十分素直に成長しているかな。

夢乃聖夏は足の長~いのを強調したベストの衣装と、ダンス混じりのナンバーが彼女ならではでかっこ良い。
美弥るりかが可愛らしい衣装と上手さで、こちらも本領発揮。
二人とも、原作よりかなり美化したキャラになってます(笑)。

そして白華れみが上手い上手い。
この役は原作にはない役。いかにも宝塚にありがちな色づけ(笑)。
本来可憐な持ち味の彼女なので、どうしてもお気の毒感が漂うのですが・・。
この役も夢咲ねねちゃんが演じる方が、カラッと似合っちゃうかも。
でも思いっきり演じていて、声が良く出ていて、拍手です。

他では歌手役の礼真琴が気に入りました。
とにかく声が良い。優等生にありがちな地味な感じでなく、割と見た目も良く、好みな感じかも。
背も高いかな? それ程でもないのかな?
背が高かったら、かなりポイント上がるんだけれどな~。
学年を見ても、かなり若手な筈ですよね。
ちょっと他の役を見るのも楽しみになりました。


星組大劇場公演「太王四神記2」その2


なんか前の投稿のタグが・・

凰稀かなめ,夢咲ねね,星組,柚希礼音

って入れ替わっているのが気になるわ・・

私が投稿した時は、

星組,柚希礼音,夢咲ねね,凰稀かなめ

って入力したのよ。
なんで入れ替わっているんだろう・・。

宝塚だけに、スター順、香盤順を犯しているようで、とっても気になるわ・・(笑)
確かにかなめちゃん(凰稀かなめ)はお気に入りさんなだけに、シャレにならない・・
他意はないからね~(笑)。よろしく頼みますよ~。ホント困るわ~。

という事で、続き。

とよこちゃん(涼紫央)のプルキルは、そうさん(壮一帆)に比べると薄めかな。
そうさんの方がイヤ~な、俗っぽい感じが強烈だった気がします(笑)。とよこちゃんは他の大臣たちに埋もれている感じがする事がありました。
フィナーレの黒の衣装が、黒髪とメイクにマッチしていてかっこ良かったです。

花組でも話題にしたおやじたちでは、やっぱり専科の一樹千尋や磯野千尋が上手いですが、みきちぐ(美稀千種)も真面目にがんばってました(笑)。
真面目と言えば、あかし君(彩海早矢)が、すご~く、真面目~に、渋~く、
コ将軍を演っていて、かっこ良かったです。
立っているだけで何かおかしい人だったので(笑)、頼もしくなったなぁ~、と感心。

サリャンの夢乃聖夏も「こんなに良い役だったっけ?」と思う位、白髪だけれど二枚目。
チョムチの紅ゆずるもモヒカンだけれどとてもキレイ。ちょっと面白キャラに走っているのが彼女らしくて楽しいけれど、まぁ君(朝夏まなと)の方が無骨で頼もしい感じが意外としました(笑)。

スジニの美弥るりかは、見た目はかなめちゃん(涼風真世)似で完璧に可愛かったけれど、声は男役の時から感じていた通り低めでホントに男っぽい(武器なんですけれどね~男役としては)。意外とみわっち(愛音羽麗)の方が可憐な感じがします(笑)。

カクダンが娘役の蒼乃夕妃で、娘役にしては体格が良くて動きも良くてかっこ良い彼女ですが、やっぱり男装(というか武装?)して、娘役集団でつっぱっていると可愛らしい。
武術もれおん君には全~然かなわない感じで、それがまた可愛かったです(笑)。

チョロの真風涼帆も二枚目。
昨年のお気に入りさんの麻央侑希はチョムチの部下。ラインダンスのセンターでした。
新公ではヨン・ホゲに抜擢されているんですよね~。
初舞台公演を観た時からイク人だと思っていたのでそんなに驚きませんが、実際ますますずんちゃん(姿月あさと)に似て華やかで、キラキラ輝いているし、楽しみですね。


星組大劇場公演「太王四神記2」


かなめちゃん(凰稀かなめ)が復活してなかったら、観るの諦めたかも(苦)。
というくらいのつわり具合でしたが、この公演を逃したら、次新生星組を観るのはいつになる事やら?
という訳で、がんばって観てきました~。

私はもともとすっごく楽しみにしていた公演でしたが、
平日昼間の公演、結構空席が多かったんですよ。
「エリザベート」の後ですしね~。

でも! 観た後、そんな客席に向かって叫びましたよ。
「この公演の良さがもとから予想できないような宝塚ファンはバカヤロウだ~」
と(笑)。

物語は一度花組で成功している小池先生演出作品ですから、まずまず良いに決まっています。
さらに随分リメイクされていましたが、より分かりやすくなっていて良かったです。

それに、それくらい言って良い逸材だと思いますよ、れおん君(柚希礼音)は。
実際その期待通りの、堂々たる主役振りでした。
評判通り(めずらしく事前にネットチェック・笑)、歌がとても良くなっていましたね。もうダンスだけの人とは言わせない、とても言えない感じです。

反対にものすごーく楽しみにしていたフィナーレナンバーが、思っていたよりはスッキリしなかったなぁ。衣装がもう一つなのか・・でも有村先生だよなぁ・・調べてないけれど・・。
まぁ、これはこれからのショー作品を楽しみに。
(観られなくなるんだけれどね・・個人的にはしばらく産休で・・)

ねねちゃん(夢咲ねね)もキレイで可愛くて良かったです。
特に後半はあやねちゃん(桜乃彩音)の壮絶な美しさが迫力あったなぁ・・と思いますが、全体的に自然に上手かったですし。歌も問題なかったです。

「ブエノスアイレスの風」で証明済みですが、背格好といい、若さといい、派手さ加減といい(笑)、れおん君と合いますよね。
上記の通り、フィナーレのデュエットが期待したよりはもう一つだったのですが、それでも盛り上がっていました。これからに期待したいです。

かなめちゃんも怪我からの復活直後で果たして力が出せているのだろうか・・? と心配しましたが、大丈夫でした。
前半は、「れおん君と仲良さそうに肩組んじゃっているよ~(良いの?良いの?)」とか(笑)、「足元大丈夫かなぁ~」とかが気になりましたが、
後半になればなるほど、どんな手を使っても王になるんだ! という熱さに迫力が出てきて、もともと熱くて迫力あるれおん君にも負けない力が感じられて、満足しました。

花組公演をはっきり覚えている訳ではないのですが、ゆうひ君(大空祐飛)は「王になる!」と言いながらもはっきり破滅の道を進んでいる悲壮感というか・・そういう色が強く出ていたような気がするのですが、かなめちゃんはもっと単純に「勝つぞ~!がんばるぞ~!」みたいな(笑)。
それが若くて、結果的に破滅するのが見ている私たちには分かるので、可愛そうに見えるような・・そんな感じでした。

難を言えば、れおん君に比べて武術自慢の設定なのですが、ひょろっとした体型と優しげな顔立ちから、どーしてもそう見えない事(笑)。
それでも戦っている時の声とかで、出来としてはがんばっていたんですけれどね。

なんか立場が人を育てるというか、やっぱりすごく変わったと思います。
この組で、れおん君の下にいる事が、すごくかなめちゃんの為になるんだろうな~、とありがた~く思いました(笑)。

長くなったので続く~。