みなみちゃん(南海まり)


みなみちゃんを初めて認識したのは、おそらくバウ公演「イーハトーヴ・夢」。
主役の宮澤賢治に色目を使う女中さんの役を、下級生ながら結構ノって可笑しく演じていて(^_^;)、「面白い子だな~」と思いました。

そして「ヴィンターガルテン」のカテリーナ。スタイルが良く、見た目や動きがキレイなのはその前の「LUCKY STAR!」の頃から気に入っていたのですが、歌も良かったのにますます感心。
この後すぐの頃だったと思うのですが、花組のおさちゃん(春野寿美礼)の相手役が決まった! という公式HPのニュースを先に知っていた母が、帰宅した私に「誰になったと思う?」と聞いた時、「南海まりちゃん?」と一番に答えたんですよ(^_^;)。全然接点ないですし、良く考えたらありえないんですけれど。それ位、良いと思っていたんですね。(ちなみに今の相手役さんの名前が挙がったのは、13番目でした。^_^;)

以来、毎公演楽しみに観ています。「花のいそぎ」の清姫も良かったですね。最近の新公は観ていないものが多いのですが、良い評判が多いのは嬉しいし、「そうだろうな~」と思っています。怪演系の評判も嬉しく聞いています。やるときゃやる、思い切りの良い人は大好きです(^_^;)。

そんな感じだったので、ケロちゃん(汐美真帆)の組替えが決まった時から、「組んで踊ったりしてくれないかな~」と思っていました。だから「ロマンチカ宝塚’04」やディナーショー「Good Bye,Good Guy,Good Fellow」と、サヨナラに思いがけず沢山デュエットが観られたのは、本当に嬉しかったです。「バビロン」からみなみちゃんを抜擢してくれていた、荻田先生が演出だったからかもしれないですね。
みなみちゃん視点で言えば、どれも期待通りに良かったですが、特に「エリザベート」の「夜のボート」を正統に聞かせてくれたのには、ますます感心しました。本当にケロちゃんのサヨナラを彩ってくれてありがとう、という気持ちです、私的には(^_^;)。

最近の舞台を観ていると、「彼女がトップにならないなんてあり得ない」というのがJIMMY内判定なのですが、まぁ、分からないのが今の宝塚なんですよね~。
しかし、突然抜擢される事も娘役は良くある事ですから、私はまだまだ大きな期待をもって、彼女を見ています。
しかし、まぁ、これからどうなっても、とりあえずは勿体ないし寂しいので、あっさり退めないで欲しいですね・・(^_^;)。