きぶなおちゃん(貴船尚)


今月の生徒評は、最新の雪組公演「霧のミラノ/ワンダーランド」を観て決めよう! という事で、まず選ばせて頂いたのがきぶなおちゃん。
ちょっと痩せたのかな? スッキリして男らしくなったのも良いですし、芝居も親しみやすいキャラクターに磨きがかかって、とても気持ちよく、目立っていました。

きぶなおちゃんの初認識は・・おそらく「エンカレッジ・コンサート」。
「アランチャ」「スター・ダスト」という選曲が、かりんちょさん(杜けあき)好きなのかな? と思いました。
確か「スター・ダスト」は原語で歌っていて、結構キザだった印象が・・(^_^;)。

続いて本公演では、「猛き黄金の国」。場違いな討ち入り扮装で出てくるギャグ役は、当時雪組人気の脇役みやこちゃん(風早優)・・かと思っていたら、良く見たら違っていた! ・・すごく似ている子がいるね~、というのが、私たちの周りで話題になりました。
以来、こ(子)みやこちゃんと、・・先週まで呼んでおりました・・(^_^;)。
でも、もう、みやこちゃんが退団して随分経ちますものね~。今日からきぶなおちゃんと呼びますね、はい(^_^;)。

みやこちゃんに似ていて、若手の頃から、そういうお笑い系、役者系の役が良くついていましたが、最初の頃は「エンカレ」での二枚目な選曲を見ていましたし、実際役に対してのアプローチも大人しめで、「どうなのかな~? 本当はこういう役を演りたい訳ではないのではないかな~?」と思いながら観ていました。
しかし、そのうち自覚が出たのか、楽しくなってきたのか、どんどん上手くなってきましたね。最近は、見る度に、自然に舞台で呼吸ができるようになっているのを感じます。
「エンカレ」で証明した通り、実はこっそり歌える(^_^;)のも強いですよね。「睡れる月」も宇迦斯も頼もしかったです。

今や貴重な雪組芝居のムードメーカーだと思います。雪組にはやっぱり、こういう人が一人はいて欲しい!
まだ研8のきぶなおちゃんですから、これからの活躍をますます楽しみにしています!