「BourbonStreet Blues」月船さらら主演バージョン


「BourbonStreet Blues」、月船さらら主演バージョンを7/18に観てきました!

あの主役のジェフという子は、いくつなんでしょうか(^_^;)? 17才くらい(日本で言うと高校生くらい)かな? と私は思ったのですが・・。
とても可愛らしい少年が主役の物語でした。今の各組のトップスターがこの役を演ったら無理がある、という点で、今年の若手中心のバウには良かった作品なのではないかな~、と思います。
他の出演者が隅で居つづける演出は、舞台空間を埋めるという点で、今回の舞台の場合、有効だと私は思いました。

主演の月船さらら。まず声が出ていません。役柄的に「変声期なの?」と思ってしまいましたが(^_^;)、小さなバウホールでも埋められない声量は、これから先の事を思うと、やはり困ります。また、足もとがふらつく不安定感も技術点的にはマイナス。

しかし、研10だ、というキャリアを忘れれば、なかなか愛すべき少年ではありました。この作品、確かに月船の魅力を出せるようにできているな、とは思います。
刑事役の嘉月絵理相手に、いくらピーピー言っていても、迫力がなく可愛いばかりでしたし、恋人の言う事もちゃんと聞く、素直な可愛い少年でした。ジェラルド(嘉月)がジェフを庇う理由が、ジェフの人物に・・という
よりは、「息子がいたから」というのも納得。ラストのジェラルドとの語りが、とても素直で可愛かったてですね。

シンシアの白華れみ。「熱帯夜話」で初認識した娘役さんでしたが、その時からそれ程イメージ変わらず。特に不細工でもなく、下手でもないですが、申し訳ないけれど、地味ですね。
若手なので、これから変わるのかもしれませんが。

嘉月絵理は3役で、一人上手かったです。前述のラストの盛り上がりがあったのも、彼女がいたからこそ。

真野すがたは、デイモンの方は、姿は背が高く、スタイルが良く、抜群にキレイだけれど、薄い~。人物が良く分からない~。DJの方も、滑舌が悪く、何を言っているか分かりにくいけれど。DJにはそんな雰囲気で語る人もいるので、それもOKかな、という気も。
DJのアナウンスで綴る設定自体は、面白いですね。

他ではダイアナの憧花ゆりのがキレイで、それらしい雰囲気が出ていました。
紫水梗華のダンス、美鳳あやも芝居にダンスに安定しています。
他は全体的にたどたどしいですが、それが可愛らしさにつながっている気も。
明日海りおが期待通りに可愛らしかったです。