星組「エンカレッジ・コンサート」


星組「エンカレッジ・コンサート」、4/23に観てきました!
プログラムご紹介しますね。

第一部
1. 愛の歌・・・全員
2. 愛・・・百花沙里
3. 櫻の舞・・・毬乃ゆい
4. 心はいつも・・・蒼乃夕妃
5. スペインの花・・・花愛瑞穂&天緒圭花
6. ポゴシプタ(会いたい)・・・美城れん
7. Time to say good-bye・・・白妙なつ
8. ラバーズ・グリーン・・・七風宇海
9. I could have danced all night・・・妃咲せあら
10. Colors of the wind・・・成花まりん
11. 私のヴァンパイア・・・華苑みゆう
12. 世界で一番好きな人・・・純花まりい
13. アイーダの信念・・・音花ゆり
14.アイーダ強き光よ・・・水輝涼
15. アマール・アマール・・・美稀千種
16. Sinner man・・・麻尋しゅん

第二部
1. Smile・・・全員
2. はじめての恋・・・華苑
3. Take it on the chin・・・成花
4. Once you lose your heart・・・妃咲
5. ジュテーム・・・美稀
6. ル・ポアゾン・・・全員
7. 墓場にて・・・蒼乃
8. ブルース レクイエム ・・・美城
9. エデン・・・花愛
10. 愛の旅立ち・・・天緒
11. One Voice・・・全員
12.Think of me・・・音花
13. いのちの名前・・・純花
14.Love changes everything・・・七風
15. 命あげよう・・・白妙
16. 私だけに・・・毬乃
17. 鏡の中の女の子・・・百花
18. 月の雫・・・麻尋
19. 僕こそミュージック・・・水輝
20. 未来へ・・・全員

全体に新人公演やバウホール公演で主要な役を経験している将来楽しみな若手が多く、華やかで楽しかった気がしました。
今回も特に気に入った人だけ書かせて頂きます!

まずは何と言っても、麻尋の「Sinner man」!
可愛い見た目に似合わぬ見事な歌いっぷりに、「この一曲で3,500円払った!」と思いました。オススメしますので、CS放映された時には是非聞いてみて下さい。
うっとりするような低めの良い声で、アピール力も十分。もともと声の良い若手だとは知っていましたが、本気になった麻尋のすごさを思い知りました。たまにこういう奇跡のような瞬間に出会えるから、劇場通いはやめられません。
見た目も美しく、小顔でスタイルの良さが際立ち、華やか。それであの歌いっぷりですから、気が早いながら、宝塚屈指のダンサー柚希礼音と、麻尋が揃った頃の星組は、さぞかし楽しいだろうと夢が広がりました(^_^;)。
「月の雫」の方も良かったのですが、聞き覚えのない曲でした。タイトルは聞いた事があるような気がするのですが・・。

そして水輝。彼女も新研5ながら、星組ファンには名の知れた歌手。「僕こそミュージック」は感情表現も豊かで上手く、若手ながらトリにも納得でした。高身長で、見栄えがするのも良いですね。
「アイーダ強き光よ」の方は、本公演でも仙堂花歩とカゲデュエットしていたナンバーですよね。公演ではついついダンスに気を取られてしまっていたので(^_^;)、こちらもちゃんと聞けて良かったです。

娘役では白妙。個人的には今回唯一知らなかった生徒さんなのですが、とても上手でした。これからもっと本公演で歌が聞けると良いな、と思います。
後は音花が、優しい歌声なのでインパクトは弱いですが、やはり上手いです。

蒼乃はいつもついつい褒めてしまう娘役さんなのですが、やはり化粧映えするというか(^_^;)、舞台で観ると品があってきれい。歌声も思った以上にのびやかで良かったです。
また妃咲も、声はそれほど良くはないですが、あれだけ美人で歌えれば十分貴重。
二人とも昨年のバウヒロインまでは知らなかった娘役さんですが、良い抜擢だったな~、と思います。

元CSのスカイ・フェアリーズでとてもキレイな人なのに、その後も全く活躍していなかった(^_^;)純花の歌が聞けるのも楽しみの一つでしたが、上記のメンバーほどではないものの、まずまずキレイに歌えていました。
これなら、バウで少し位、活躍する役がつくことがあっても良さそう。

「スペインの花」は、前回星組エンカレでの鳴海じゅん&高宮千夏の、超情熱的な(^_^;)デュエットが印象深かったのですが、花愛&天緒もなかなか大人っぽくて良かったです。
花愛は汐美真帆の最後のディナーショーに出ていたメンバーなのですが、あの時のイメージよりも上手くなっていますね。個性的な容姿の人で、大人っぽい歌が合っているのはイメージ通り。
天緒は最近観た新人公演などでも、あまり良いと書いた事がなかった人なのですが(^_^;)、今日メンバーの中に並んでいると、はじめてなかなかの二枚目だと納得させられました。歌も良い声でしたし、これなら役がつくのも納得。
新公でこの実力がもっとはっきり見えると良いですね。

美城は新公での芝居達者振りが印象深い人で、歌を聞くのは初めてでしたが、なかなか上手。
しかし、選曲が安蘭けいが歌った2曲って・・ファンなんですね~(^_^;)。
華苑は前々から映美くららに似ているとは思っていましたが、2曲とも映美の歌った歌を持ってくる辺り、本人にも自覚がありそうですね(^_^;)。
七風はダンサーだと思っていたので、その割には歌えているかな・・程度。「Young Bloods!!」にも出演しますし実力派なのでしょう。そちらのダンスに期待。
成花もまずまず無難。彼女も「Young Bloods!!」に出演するので、そちらに期待です。

毬乃はもちろん上手いですが、好きだった「ロマンチカ宝塚’04」でのソロの方が印象が良い。
ダンサーの百花もしっかり歌っていました。個人的に、私も「鏡の中の女の子」は大好きなんですよ~。
組長の美稀は、「アマール・アマール」では思わず「ちーくん!」と初見なのにかけ声を入れたくなる位、思い切りスータンになりきって(?)楽しませてくれました。客席も思わず乗せられて手拍子。
あまり上手くはないですが、彼女の存在感の面白さは貴重だと思いました。

あ、全員書いちゃいました(^_^;)。やはり星組にはまだ詳しいのでしょうか?
しかし、曲に月組作品が多かったのは、ちょっと気になりましたね(^_^;)。