星組大劇場公演「さくら/シークレット・ハンター」


星組大劇場公演「さくら/シークレット・ハンター」、4/14に観てきました!

「さくら」は久しぶりの日本物ショー、しかも主演は元雪組のとうこちゃん(安蘭けい)とあって、楽しみにしていましたが、やはり良かったです。
やっぱり良いですよね。春の初舞台生公演での日本物ショーって。季節を感じられて。

物語の方でも思いましたが、とうこちゃん、あすかちゃん(遠野あすか)、れおん君(柚希礼音)、しいちゃん(立樹遥)、すずみん(涼紫央)あたりに皆安定した実力があるので、安心して舞台を楽しめました。

場面では、竹の場面。特に頭に提灯?のようなものを乗せている娘役さんたちが出ている時のビジュアルが素晴らしい。
あとは最後の総踊りの、手から花びらをひらひら・・と落とす振り付け。大人数の豪華さ。
五月人形とおひな様の場面も可愛くて楽しかったです。

他では麻尋しゅん君の右大臣か左大臣か(笑)が、化粧が似合ってキレイ。歌もあって良かったです。水輝涼君と同期で対なのも嬉しい。

「シークレット・ハンター」。いつも簡単に物語に騙される私でも、さすがにあすかちゃん関連のオチ(公演中なので一応伏せてみました)は事前に分かったし、それ以降のお話はこの二人に今更それ?感あり(^_^;)で、ちょっと観ていて気恥ずかしかったりもしましたが、軽く楽しい作品でこれも良かったです。

「ヘイズ・コード」の時にも書きましたが、とうこちゃんもあすかちゃんも「3年前からトップですが、何か?」ってな上手さ。安心して観ていられます。

さらにとっても下級生な筈のれおん君まで「3年前から二番手ですが、何か?」ってな立派さ(^_^;)。
たぶん本人は必死に一生懸命がんばっているんだろうけれど、本気になった彼女はやっぱりすごい存在感です。

見た目と持ち味の問題もあるのだろうけれど、兄貴分っぽくとうこちゃんの頭をナデナデしたりするのが普通に似合っているのが面白い(^_^;)。学年を知っていると「おいおい良いのか?」と思ってしまいますが。
またとうこちゃんも可愛く見えるので、可愛い人は得だな~と思いますね(^_^;)。

フィナーレでの銀橋ナンバーでの動きが、ダンサーだけあって、さすがにかっこ良かったです。

しいちゃんは悪くはないけれど、最後まで悪役って感じがしなかったです・・いつか良い人に変身しそうで(^_^;)。彼女の陽のオーラは素晴らしいんですけれどね~、悪役が笑える位似合わないんですよね~。

すずみんも悪くはないけれど、スマートなスーツ姿で、ボディガードって感じがしなかったです。しいちゃんと役が逆な感じもするけれど、しいちゃんだと悪そうに見えて実は・・ってオモテの姿が出ないかも(^_^;)。

他ではみなみちゃん(南海まり)が結構良い役で嬉しかったです。
和涼華君を引き連れているお姉様っぽさが、何か似合ってます(^_^;)。
衣装はもう一つでしたが・・。

和涼華君は悪くはないのですが、見た目が端正なので、どうしても銃を乱射しそうなイメージが、私の中でないんですよね~(^_^;)。