http://kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/07/cosmos_tokyo_valencia/index.html
古い話ですみません。3年前の公演ですね~。
子育て中のため、こういう時期無視の、マイペースSKY STAGE 観劇を続けるつもりですのでよろしく~。
この作品は、白い二枚目を演じるほっくん(北翔海莉)を見て身もだえしたくて(←少数派?)借りてました。
ちなみに初演は見ていません。さすがに昔すぎて・・。私が観はじめたのはたーこさん(麻実れい)時代後期からですから・・。でも、SKY STAGE で放映された初演の映像は、少し観た気がします。
しっかり初めから最後まで観たのは、今回が初めてだったかな。
何せ、ラストにびっくりしたので。
序盤は、良い感じの柴田先生っぽい王道メロドラマで、良いわ~、宝塚だわ~、と喜びながら観ていたのですが、多少のつっこみどころは流すにしても、ラストはさすがにびっくり。
「イサベラ(陽月華)も死んだ」って~。少しづつ感じてたけど、フェルナンド(大和悠河)ってひどいやつだな。
生きてるじゃん。
シルヴィア(美羽あさひ)&ロドリーゴ(北翔海莉)の悲恋とは、悩みの次元が違うでしょ。
もともと、イサベラと結ばれる気がないなら、好きでも言っちゃだめだよね~。真剣に愛していたとしても。それを手ぇ出してキスしといて(何ちゅう言い方)、それはないでしょ。
まぁ、かっこつけると全然気持ちが入ってこない、たにちゃん(大和)のせいもあるかもしれないけれど。イサベラもマルガリータ(和音美桜)も、気持ちから愛しているように見えない。
でも、脚本も悪い。柴田先生にしては、うっすい脚本だわ~。これホントに名作?
良い柴田作品を沢山知っているだけに、疑問でした。
たにちゃんは、光り輝くような貴族の坊ちゃん振りから見ても、ロドリーゴで見たいな。
レオン将軍(美郷真也)が完全に親玉で、フェルナンドを手のひらで転がしている感じがしました。
うめちゃん(陽月)は、スパニッシュのダンスの動きがとてもキレイでした。ラモン(蘭寿とむ)もだけれど、千秋楽で熱演だったんだと思うけれど、もう少し大人に、カラッと演じて欲しかったな。役のイメージ的には。
ほっくんは、まぁ、こんなもん? でもまぁ、良い役な方ですよね~、やっぱり。最近、二枚目させてもらってないらしいし。貴重貴重。
酒場で不機嫌そうに酒飲んでる場面が良かったな。
和音美桜ちゃんが、すっごく清純派の雰囲気が出ていました。
あと、ホルヘ(鈴鹿照)の息子がドン・ファン・カルデロ(七帆ひかる)はないよね~。息子デカすぎるって!!
七帆君、もちろん上手なんだけれど、この役には立派で二枚目すぎるんだよね~。
もっと軽妙な感じのでる人が似合いそう・・。
・・と、昨日、この役が似合いそうな人は誰だろう? とずっと考えながら家事してました。
思いついた所では、じゅりさん(樹里咲穂)かな・・。でも、もうちょっと脇役系の人で考えたかったんだよね・・。また、ヒマがあったら考えよう・・。
十輝いりす君は、軍服が似合ってとってもかっこ良かったですが、難しそうな台詞をいつか噛むんじゃないかとハラハラしました。大丈夫だったんですけれど。
生で観てないんだから、なるべく良い事ばっかり書くようにしようと思っていたんだけれどな・・