月組東京公演千秋楽「ラスト プレイ」 @ SKY STAGE


余談ですが、この作品は、テレビでなく、今記事を書いているパソコンで見ました。

音がうるさいと嬢ちゃんが起きてしまいそうなので・・イヤホンして。
画面は小さいけれど、台詞が聞こえやすいので、すっごい集中できます。これ良い~heart04
さて、今回は気になっていたあさこちゃん(瀬奈じゅん)のサヨナラ公演。
そもそもあさこちゃんってピアノ得意なのcoldsweats01?
何度もバリバリ弾いているあのピアノは、画面からは良く分からないけれど、本当には弾いてないんですよね?
そこを、ピアニスト志望とか、アンティーク取引とか、良く思いつくな~、と感心。
ラストシーンを観ると、そのためのピアニスト設定だったのかな、と。
孤児院出っていう設定は、他の作品でも見た事があるけれど。
まやさん(未沙のえる)が鑑定団をマネした件も面白かったwink。最近良くテレビを見るので・・。
主演のあさこちゃんやきりやん(霧矢大夢)はもちろん、若手どころの龍真咲君まで、男役として安心して見られる人ばかりなので、ハラハラ感がなく、物語に集中できるのが心地良い。
越乃リュウ君とか、星条海斗君とか、随所に出てくる人も上手いですしね。
もちろん城咲あいちゃんの良い女っぷりもステキ。
遼河はるひ君や桐生園加君は、かっこ良いへたれキャラとして使っているのも、ホント無駄がないcoldsweats01
地味でときめきポイントがあまりない作品なので、誰かのファン以外は複数回観るのはツライかもしれないけれど、
決まった相手役はいません、と言っておいてくれれば、ラブシーンがないのも気にならないし。
ラブシーンなしで、誰かが死ぬのもなしでも、これだけの作品が作れるんだよ、っていう、正塚先生らしいアウトローな秀作。正塚作品では久しぶりに文句なしでした。
やっぱりサヨナラのあさこちゃんが男役として完成しているから。
だからこそできた、大人な作品だと思います。
悪いけれど、たにちゃん(大和悠河)のサヨナラ公演との落差を感じるわ・・。
ちゃんと自分の男役を完成させた人と、そうでない人の差。
羽桜しずくちゃんもこれで退団なんですよね。
瑞々しく可愛いけれど、やっぱりまだまだ垢抜けきれてもいない。
私があまり沢山の舞台を観られなかったのもあると思うけれど、これからどうなったのか、まだまだ分からないままの退団で勿体ない気がします。
素材が良いのは分かるんですよね~。