宙組東京公演「風と共に去りぬ」千秋楽 @ SKY STAGE 第二幕


やっぱり懐かしいわ~。と思いながら見ました。

あのバトラーを、かなめちゃん(凰稀かなめ)が演っている、って事自体が感慨深いわ。
バトラーって、良い男ですよね~。
スカーレットもすごく可愛い。
何か、20代に見る風共と、40代で見る風共は(笑)違う気がするわ。
かなめちゃんバトラーの「俺は下品かね?」に、「いやいや上品だから」、とつっこんだり(笑)。
何をしたって失われない品の良さが好きです。かなめちゃん。
完璧ではない。このバトラー役がベスト、当たり役、とはやっぱり思わない。
バトラー演るって聞いて、「待ってました!」とは思わなかったもの。
いや、かなめちゃんなら、アシュレでしょ。白馬の王子様を地で演るよ。と思うでしょ。
けれど、いつも感じている通り、役の大きさに誠実に。気持ちを丁寧に。
そこに、かなめちゃんらしさが出ているバトラー。良く演っていると思うわ。
くるみ割りのラストの「残酷なものだ」は良かったなぁ。
バトラーのカッコ付けに酔っていない感じがする。気持ちから吐きだしている感じがする。
かなめちゃんのあの言い方は、歴代と比べても好きだわ。
まーくん(朝夏まなと)もすごく良かった。
身体が大きい事を除けば、丸顔だし、娘役が似合う顔ですよね。
やっぱり一幕よりは、二幕の大人っぽいドレス姿の方が美しく見えました。
いちろさん(一路真輝)もそうだったなぁ。
まーくんのスカーレットも、私は歴代と比べても、かなり良い線いっている気がします。
当たり前だけれど大きく、かなめちゃんと合わない所は、ビジュアル重視の私としては残念ですけれど。
フィナーレは楽しかった。5回は観られるわ。名場面ばかりだし。
トップバッターのおづき君(緒月遠麻)のおカマ感溢れる青年がもぉ・・。
仕方ないよ、化粧が違うんだから。でも、その上で、言っちゃダメだけれど、皆思ったんじゃないですか? ミッツ・マングロープに似すぎてるって(笑)。
すみません・・本気で怒らないでくださいね・・。
七海ひろき君は、おとなしいたにちゃん(大和悠河)みたいだし・・。ずっと前から思っていたけれど、やっぱり本当に似ているわ~。
他ではウィリーを凛城きらちゃんが演ってましたね。
キレイだったし、上手かったし、歌も、前に聴いた新公ティボルトの時よりは、ずっと良かった気がします。
ウィリーは昔ずんちゃん(姿月あさと)も演っていたんですよね~。何か嬉しいわ。
パレードでは・・歌わないんですね、やっぱり(笑)。ずんちゃんは歌っていた気がするけれど。
ともちん(悠未ひろ)のサヨナラショーも見ちゃいました。
なかなかたっぷりとした内容で。良かったですね~。
初舞台の袴で並んでいた時の、びっくりする位の大きさとヌーボー感(笑)。今でも目に浮かびます。
正直、大きいだけで、絶対ダメになるだろうと思っていました。
それを思うと、本当にスッキリかっこ良くなったし、上手くて頼もしいスターになったと思います。
アシュレも、本当にキレイな、薄い二枚目になれていましたよね。
まーくんとも並んでも安心の大きさで、似合ってましたよ、かなめちゃんより。
傭兵ピエールの新公とか、バウ主演の歌、懐かしかったわ~。