宙組東京公演「白夜の誓い —グスタフIII世、誇り高き王の戦い—」千秋楽 @ SKY STAGE


宙組東京公演「白夜の誓い —グスタフIII世、誇り高き王の戦い—」

ついにかなめちゃん(凰稀かなめ)のサヨナラ公演を観るのか~。
観たら、終わっちゃう気がするのよね~。やだなぁ~。私の中ではサヨナラはまだにしておきたい・・(勝手・笑)。

と思いながら見ました。
原田先生という事で不安もあったのですが、これぞ「ザ・凰稀かなめ」。
かなめちゃんの舞台、語れる程沢山は見ていませんが、そんな私でも感じていたかなめちゃんの魅力、そのまま。このグスタフIII世。
文句なさすぎて、つっこみ所もない(笑)。
「ロバート・キャパ」の先生ですものね~。やっぱり良くご存じなのよね、かなめちゃんを。

正直、そのバウの公演評でも書いたのですが、今回の作品も、全体的に派手さがなく、何度も見るには地味で退屈かも。
でも見事な当て書きで、かなめちゃん好きとしては、見ていて嬉しかったです。

ヒロイン(実咲凜音)とのラブも一筋縄ではいかない感じで、それが新鮮で良いです。
別にどの作品でもトップコンビはラブラブしてなくても良いと思うんですよね。
イザベル(伶美うらら)との関係も面白いし。
本っ当~に、どちらともにラブシーンがなかったのが、残念っちゃあ残念ですが・・(笑)。

悩めるカール(朝夏まなと)も単純な良い人でなくて良かったし、
対立するヤコブ(緒月遠麻)も、子供時代からの親友である辺りが泣かせる当て書き。
本当に文句なく、メンバーを生かした脚本を書いてくれました。地味だけど(余計)。

有村先生の衣装も良かったなぁ~。
ベルばらとは違うセンス良い宮廷衣装。かなめちゃんの金髪の鬘も美しかった。さすがです。
そういう意味でも、満足度高いです。