雪組大劇場公演「ロジェ」東京千秋楽 @ SKY STAGE


http://kageki.hankyu.co.jp/revue/backnumber/10/snow_tokyo_roget/index.html

最後まで見たら、面白かった。
けど、長すぎるでしょ。
ブエノスアイレスへ行って、場面的にダンスが入り、物語も動き出すまでが。
それまでの、暗~い、静か~な、場面が。
宝塚っぽくないのが正塚先生のウリですが、 これはいくら何でもハードすぎるでしょ 。
と思いながら見てました。
でもまぁ、結果的に満足したので、良しとすべきかな。
ロジェ(水夏希)とレア(愛原実花)の関係、シュミット(緒月遠麻)が家族を殺した理由、結局リアルなのが正塚先生らしくて良い。
ロジェとレアがタンゴを踊りそう~、で、踊らない所とか、ラストの二人のシーンも、行き過ぎない所がニクいですよね~。
後の愛原実花ちゃんのソロ歌が意外な位おっとっと・・だっただけに、そこは(歌わずに)踊っておいてくれよ~、とか、思ったりして・・(笑)。
みずさん(水夏希)は最後に持ち味に合った役で良かったですね。
最近VTRを見た所なのでどうしても思い出してしまうのですが、あさこちゃん(瀬奈じゅん)のサヨナラの方が作品は良かったと思いますが、役はこの作品のみずさんの方が合っていたかも。
愛原実花ちゃんも姿勢とスタイルが良くて、クールな感じが彼女らしく、かっこ良い。
あまりにも固すぎるのでは・・みずさんとの場面とか、もうちょっと何か情緒があっても良いのでは・・と思わないでもないですが。
そういう作品なんだと言われると、そうだね、と思います。
他では緒月遠麻君。
物語のキーマンで、上手すぎて、不安になる位(笑)。
でも、髭をつけていても、見た目の良いおじさまで、その点も文句なし。
ちぎちゃん(早霧せいな)がキレイで危ない感じが出ていて、印象に残ります。
逆にこまちゃん(沙央くらま)が爽やかで可愛く、暗~い場面の中で、一服の清涼剤のよう。
彩風咲奈ちゃんがとても良い役で、悪くはないですが。まだまだ若手、って感じですね。
それにしても背が高い~。雪組では目立つだろうなぁ。
真波そら君と咲奈ちゃんくらいしか画面からは分かりませんでしたが、黒スーツと黒ドレスのタンゴダンサーがキレイでしたね~。
誰が踊っているのか、生でチェックしたかったです。