星組東京新人公演「『ノバ・ボサ・ノバ」 @ SKY STAGE


これだけ気になる若手男役が主要な役を占めている新公はめずらしい・・。

けれど、ほとんどちゃんとした役を演じているのを観たのは初めての人ばかりです。
興味深かったわ~。やっぱり新公って楽しい~♪
ソールの麻央侑希君。歌が・・と聞いていましたが、うん、確かに(笑)。
たにちゃん(大和悠河)並の・・アレな感じ。
私、歌唱力にそれほどこだわってはいないので、
それを補って余りあるパワーを期待していましたが、それ程ではなかったなぁ~。
たにちゃん程のキラキラ感もないし。
良い意味で、それよりは、ずんちゃん(姿月あさと)っぽい、男役っぽい、立ち役っぽいものがあるんですよね~。そこが好きなのですが。
見た目の華だけで言えば、文句なくトップになれるだけのものがあるのになぁ。
そこは天海祐希級な気もしました。
・・もう、彼女見てると、スターの名前しか思い浮かばないもの(笑)。
それくらい良い素材。でも、そろそろ急いで成長しないと、機会を逃すかも。
ラストのシナーマンはなかなか良かったです。
最初からそのパワーが出せていたらな~。
オーロの十碧れいや君も初舞台時に目について、大人っぽくて良いかも、と書いた子です。
主役に対比して、悪っぽく見えたのは良いけれど、ちょっとセンターから外れすぎたかも。
オーロなら、ソールとどちらが良いか迷うくらいの二枚目であって欲しい。
髪型が・・パーマが・・悪いけれど老けて見えて、センターに近い人には見えなかったのが残念でした。50年前くらいのスターみたいな感じも(笑)。
歌もあまり得意ではなさそう。
背が高くて、見せ方によれば、もっともっと二枚目なはず~、と思っているからこそ書くんですけれど。
あくまで今回の新公を観た感想です。
マールの芹香斗亜は色気があって、スターっぽかったです。
三番手のマール役とは思えない、良い役に見えました。
上の二人がかなり不安定だったので(笑)、安心して見られました。
私が歌劇団なら、次の主演は彼女にしますね。
・・と書いたら、実際の次の新公主演は真風涼帆君でした。
そ、そこだったのか! まだいたのか(笑)!
でも、芹香斗亜ちゃんが二番手ですね。やっぱり。
その真風涼帆君がベルボーイやってました。
良いけどさ。若手の良い役が一つ減るじゃん。
経験させる必要も、客を呼ぶ為にする必要も、感じない配役だわ。新公だし。
ルーア神父は礼真琴君。
実力派だけにもっと渋いのかな? と思っていたけれど、意外と端正で、正統派な雰囲気があるではないですか?
誰かに似ている気がする・・とずっと思っていたのですが・・。
思い切って書きますが、
いちろさん(一路真輝)に似てません?
何せ、私のほぼ最初の大本命さんなので、どうかな? とは自分でも思うのですが・・。
声は全然違うけれど、顔の感じが。目とか、頬とか、口のあたりが、似てる気がします。
だから、何か好みな見た目の気がするのかな?
メール夫人の漣レイラは大柄を生かした楽しいおばさん振りで、本来、この役はこう演れば良いのではないかと思います。
好感の持てる、ファンに愛されそうな男役さん。
ボールソの夏樹れい君も可愛らしくて役にピッタリ。
娘役のエストレーラの早乙女わかばちゃんは、琴まりえちゃんに似ている、可憐な雰囲気。
ブリーザの音波みのりちゃんは、「リラの壁の囚人たち」でキレイで目についた子ですね。キュートで今回も良さそう。
追記:
当時の学年を調べてみると・・麻央侑希君は研4。
十碧れいや君と芹香斗亜君は研5。真風涼帆君が研6。礼真琴君が研3。
早乙女わかばちゃんは研4。音波みのりちゃんは研7。
何かすごい納得~。
麻央侑希君は意外と早く抜擢されていたのね。何となく研6くらいの気持ちで書いていたわ。
3割くらい評価甘くしても良いな。
学年、ちゃんと調べて書かなきゃな~。