評判が良く見たいな～、と思っていた小池先生の「ロミオとジュリエット」。

星組をとばして、いきなり雪組大劇場バージョンを、何の予備知識もなく初めて見ました。

ビデオ見せてくれた方、ありがとう～

面白かったです。「エリザベート」に始まり、「スカーレット・ピンパーネル」や「太王四神記」と続く小池先生演出作品と、同じような雰囲気。やっぱり今の宝塚の中では突き抜けて良い気がします。

いや、どれも原作やもとのミュージカル作品があるものなので、宝塚の作品と言ってはいけないかもしれませんが・・。輸入でも何でも、宝塚化したこれだけの作品を見られるのはありがたいです。

一つ気になったのは、現代化しすぎている衣装。

前々から何度も書いている通り、私は「TAKE OFF」以来の有村先生好き(・・というか、この公演のパンフレット見てないんだけれど・・有村先生で間違いないでしょ。)で、

今回の衣装もすごくキレイ、可愛い！と思うのですが、時代がかっていないのが、ちょっと違和感を感じます。

特に、ジュリエット。仮面舞踏会のミニスカートに黒タイツとか、バルコニーでの衣装(ネグリジェ? には見えないんだけれど・・)。結婚式の場面の赤い衣装も(すごい斬新！)。

音楽もロック調だし、衣装もわざとであり、今回の作品のポリシーであるのは良く分かるんだけれど、お姫様スタイルでないのが、品を落としている気がします。

それ以外は文句ないですね～。

リピートしてミュージカルナンバーを覚えたくなる作品です。

ロミオのキムちゃん(音月桂)は、予想通りロミオが良く似合います。

キムちゃんならもっと熱くても・・とも思うのですが、まだ一幕だし、生で見ていないし、ビデオでそこまでは語れないですよね。

ジュリエットの舞羽美海ちゃんは前々から気になっていたものの、あまり良く認識できていなかった娘役さんなのですが、なかなかの美人さんで背格好もキムちゃんとバランスが良い気がします。

でも、それぞれに好きなのですが、キムちゃんとまっつと早霧せいなちゃんの並びはちょっと地味かも。新生雪組、ショーにちょっと弱そう(失礼?)。